ブンガワン・ソロ(Bengawan Solo) を歌う少年の歌声がなかなかいい

ディック・リー 音楽関連
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『ブンガワン・ソロ(Bengawan Solo) って知ってる?』

と問われても知ってるという人は少ないですよね。

ボクがこの曲を知ったのはディック・リー(Dick Lee)マッド・チャイナマン(the mad chinaman )というアルバムを購入した時です。もうかれこれ四半世紀前ですよ(汗)

シンガポール人のディック・リーは自分のルーツや周辺国の民謡なども取り入れてこのアルバムを完成させました。そしてこのアルバムの8曲目にこの曲が入っています。

ディック・リー

久々にこの曲を聞きたいなと思ってYoutubeを探したのですが見当たらなくて、そのときに見つけたのが下の動画です。

画像が荒いのが残念ですが、すごく良い雰囲気の歌とギターのブンガワン・ソロ(Bengawan Solo)を聴くことができます。

 

シンガポールを旅行した人はひょっとしてクッキーなどでこの名前を聞いたことがあるかもしれませんが、決してクッキーの名前がオリジナルではありません。ソロというのはジャワ島一の大河ソロ川のことです。

この曲はクロンチョン(kroncong )というジャンルの曲です。クロンチョンのルーツは16世紀にインドネシアを占領したポルトガルの音楽と土着の音楽がミックスしてできたもので、それが後年、オランダ占領下でヒットしていきました。

そしてこの曲は1940年に作曲されました。その後、インドネシアに侵入した日本はこの曲を本国に持ち帰ります。こうしてヒットしたのが、松田トシの歌うバージョンです。

 

さらには1951年に市川崑により同名映画も撮影されています。

おそらく当時のこの歌の知名度はかなりのものだったのでしょう。けれど、日本ではすっかり忘れ去られてしまったようです。

そんな曲を少年がギター片手に歌っているなんて、ノスタルジーを感じずにいられないでしょ?

 

プロブロガーじゃないフルタイムブロガー(Full-time Blogger) ぶらり人 Saksak

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