世の中にはWordpressのような独立性の高いブログや、ブログ内でのコミュニケーションが図れる大手ブログなど、多種多様なものがありますよね。
そして、LivedoorやFC2などは有料のサービスを提供しています。これらの利点は、そのサイト内のランキングや紹介等で、サービス固有の読者を獲得しやすい点にあるでしょう。
また、それらのサービスの多くで独自ドメインも利用できるため、以前紹介したデジタル小作人(デジタル・シェアクロッパー:Degital sharecropper)になることも回避できます。
そんななかで、ずっと気になっていたのが『はてなブログ』です。『はてなブックマーク』の姉妹サービスと言っていいこのブログサービスは、『はてなブックマーク』の影響を得やすいことで、SEO的に有用だと思ったわけです。
実際、その恩恵はかなりあるようで、比較的上位表示を得やすいのレポートが多いのですが、アドセンスの収益性はさほど高くないようなのです。
それはなぜなのか?と考えてみました。それは、セグメントの特徴によるのだということがわかりました。
無料ブログのセグメントは口さがない人が多い?
これは、無料&匿名であるがゆえの弊害で、単独でWordpressによりブログを運営しているセグメントに比べると、比較的攻撃性も高い人が多いのです。
そして、このセグメントで共通する行動特性が『広告なんかクリックしない』というものです。そうなると、いくらSEOに優れていて閲覧者数が多くなったとしても、実利はさほど得られないということになります。
そのため、中には月間30万PVで3万円の収益しか得られないなどのレポートもありました。一般的なワードプレスサイトであれば、2倍以上の7~10万円の収益を得られるはずです。けれど、特性なので仕方がありません。
結局そういった条件を総合的に判断すると、Wordpress等による独立運営が一番良いのかなとも思います。
ただし、昨今では表示速度の低下による検索ランキングが発生しており、その意味ではバックボーンが大きい安定している『はてなブログ』等のサービスも魅力的です。
というわけで、機会があれば実験的に有料版を使用してみたいと思います。
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