現在、徐々にではありますがタブレットPCによるサイトの閲覧者が増えています。僕が持っているサイト群では約15%の人がタブレットPCです。伸びが急激なので、ひょっとすると年内にあと3%程は伸びるかもしれません。
一方で、PCでの閲覧者は日増しに少なくなっています。タブレットPC同様スマホも堅調で、この2つの閲覧者を合算すると、すでに過半数を超えています。
こういった3者の割合の指標はサイトのジャンルに酔ってかなり差があるものと思われます。ガジェット系のサイトであれば、スマホだけでも過半数を超えているかもしれません。
タブレットPCのRPMは高い。実にPCの2倍!
指標を見ているとよく分かるのですが、タブレットPCの収益性はかなり良いと言えます。
先日RPMの話をしましたが、この指数に如実に現れていて、自身のサイト群ではPCの2倍強の数値をたたき出しています。
これがどういうことを意味するかというと、さいとの閲覧者が全員タブレットPCで閲覧すると、収益額が単純に2倍になるということです。
かと言って、知り合いにタブレットPCで閲覧してくれとお願いしてはいけませんよ。Googleは故意なクリックを監視していますから。
なぜタブレットPCでのRPMは高くなるのでしょうか?
それはタブレットPCの所有者が高額所得者である可能性が高く、広告効果が高いからにほかなりません。広告主も広告効果の低いところに広告を出すことは避け、広告効果の高いところに出稿するため、自然とそうなるのです。
そのため、実際にはタブレットPCがあまねく普及して利用者が多くなってしまうと、高額所得者との境がわからなくなり、RPMも低下する可能性があります。
このような閲覧環境については、サイト運営者がコントロールできるものではありません。けれど、知っておくことで何かしらのヒントを見つける可能性もありますので、頭の片隅にとどめておくと良いでしょう。
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