またまたほったらかしにしてしまっていたブログ。
今日からぼちぼち更新することにします。
第一弾は実験しているパッションフルーツの水耕栽培を紹介。
パッションフルーツの花
クダモノトケイソウとの別名があるパッションフルーツ。
美しいといえば美しい花なのだけど、グロテスクといえばグロテスクな容姿をしています。
時計で言えば針にあたるハート型の先っぽを持っている3本が雌しべで、その下に5つあるのが雄しべ。
雄しべの花側には黄色い花粉がついているので、雄しべをちぎって分離させ雌しべになすりつけると人工授粉が完了します。
蜂や虫による受粉も期待できなくはないのですが、雄しべの花粉がついている側が下を向いているため、クマバチのような大型のハチが来ない限りうまく受粉できません。
オスが下を向いているなんて、パッションフルーツはシャイな植物ですね。
パッションフルーツの着果後の様子
現時点で10個ほど着果しています。
6月29・30と比較的花の数が多く、それぞれ3個・7個と人工授粉ができたため、現時点で20個ほどは収穫の予定ができている状況。
つぼみも30ほどあるので、これから増量できそう。
ただし、着果してから収穫までに2ヶ月ほどかかるため、食べられるのは8月末になります。
先は長いですね。
過去には土工の露地栽培で一株から100個近く収穫した実績があります。
今回は屋根付き水耕栽培。
条件が全く違うため、データは一から収集する必要があります。
うまく行けば来年からは量産に移るつもり。
2週間後には第一弾の収穫ができそうなので、その出来を試金石にしたいと思っています。
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