まずはちょっとオリンピックのことを。
当初は全然期待してなかった。
けれど、メダル候補が出場する競技は気になってみてた。
前半は銀と銅ばっかりで一番になれないのかと『ぐぬぬ・・・』といった感じだったけど、羽生結弦の金と宇野昌磨の銀というワンツーフィニッシュで、一気に視聴意欲もヒートアップ。
そして、小平奈緒のスケート500mでの金。
チーム・パシュートの金。
高木美帆、金・銀・銅コンプリートすげー!
そして、お姉ちゃん高木菜那のマス・スタートでの金。
個人的にメダルが取れると思ってみてなかったので、ラストの直線で抜けたときにはすげー声が出てしまった。
余韻に浸っていたらカーリング女子が銅メダルを獲得したとのニュース速報。
見逃してしまった!
多くの人は高木菜那の金の方を見逃してしまったみたい。
個人的にはスケート見ててよかったなって思った。
それほど痛快なレースだったし。
ところで、チーム・パシュートにしてもマス・スタートにしても、ルールに馴染めない人が多かったみたい。
僕はトラックも含めた自転車競技を見るのが好きなので、結構すんなりと入ることができた。
自転車をやってるとスリップストリームのありがたさがわかるだろうし、マス・スタートのラストなんて、アシストに引っ張ってもらったあとに直線で放出されるエースの構図にそっくりだよね。
オランダの選手は結果的に終始、高木菜那のアシストとして機能していたし、あれだけくっついていると足もしっかり貯めておけたはず。
そして、マス・スタートは通常使わない内側のレーンが使用されるので、小柄な選手のほうが膨らまなくて有利だし、何より高木菜那はショートトラックの練習もしていたということで、すべてが噛み合ってあのような結果になったのだろう。
また、パシュートで妹の高木美帆に歩幅を合わせるシンクロ力も磨いていたことも、彼女にとって有利に働いたのだと思う。
今回は勝つべくして勝ったね!
For アスリート納税があればアスリート支援になるよね
さて、話を本題に。
スポーツの強化でどうしても切っても切れないものがお金。
近代スポーツではある程度、いや、しっかりお金をかけないと強くなれないよね。
そして、毎度のことで、オリンピックがある時には、強化費用の捻出に苦しむ選手がクローズアップされる。
それで、この時だけ、多くの人がサポートしてあげたいと思うし、サポートするシステムが必要と思うんだよね。
だけど、数週間経つとすっかり忘れてしまって、次のオリンピックがやって来るという感じ。
こんな不毛なスパイラルを終わらせるには、『For アスリート納税』があれば良いと常々思ってたんだけど、本気でやる時が来たんじゃないかと思う。
あ、言い忘れるといけないので先に言っておくと、『For アーティスト納税』もあって然るべきだし、『For 研究者(ポスドク)納税』なんてのもあっていい。
とにかく、頑張っている人を金銭的に応援するシステムが必要。
民間にも「VALU」なんてものがあるけど、現金が選手にダイレクトに行くシンプルなシステムであるべき。
「VALU」は日本円でない点で厳しい。
だからこそ、すでにシステムとして成功しているものに乗っかったほうがいい。
『For アーティスト納税』をした場合に「みなし納税」も踏襲されるべき。
そうすることで、寄付者はもともと納税しなければならない金額の範囲内でアスリートを支援できるので、身銭を切る必要がない。
もちろん、納税額を越えて支援するのは個人の自由。
ただし、あまりにもアスリート支援に寄付が回ると、地方自治体が壊滅状態になりかねないので、どこかで線引は必要。
企業に対して、法人税の部分減税を認めるのもありかも?
寄付したいと思う機会は多々あるよね
地方都市だけかもしれないけど、夕方18時台のニュースでは、ご当地出身のアスリートの紹介などがある。
その中で、活動資金不足などに触れられることも多々ある。
そんなときには、ちょっと投げ銭でもしてあげたいなと思うのだけど、現状では残念ながらそんなシステムがない。
TVに投げ銭サイトにリンクするQRコードでも表示して、30秒位で投げ銭できるシステムがあれば、何十回とやったと思う。
自分がアーチェリーというお金のかかるマイナー競技をしていたのもあってか、特にマイナー競技をやっている人には応援の気持ちが芽生えるんだよね。
1コイン500円からでもいいじゃん。
気軽に寄付できるシステムがあれば、多くの寄付者が現れて、多くの寄付が集まるはず。
とにかく、気軽にアスリートと寄付者を紐付けできるシステムを早急に整えてほしい。
今回のカーリング女子なんて、このシステムがあれば1億円を越える寄付が集まったんじゃないかと思うよ。
人気のアスリートや話題のアスリートばかりに集中するのもよくないとの批判はあるかもしれないけれど、プロ野球選手なんて中堅どころでも年収が数千万あるのを考慮すれば、オリンピアンに億単位のお金が集まってもいいじゃん。
羽生結弦に関しては、この寄付システムが既に整備されていたなら、「ユヅユヅリンク」の一つでもできてたと思うんだよね。
プーさんのぬいぐるみやプレゼントを投げ込むより建設的だし、私達の助力で「ユヅユヅリンク」ができたのと思えたほうが、ファンも幸せじゃないかな?
そこからふたたびメダリストが誕生するなんて素敵なことだよ。
とりとめもなく記述した。
とにかく、支援したい気持ちと、幸せをおすそ分けしてもらった感謝の気持ちをお金に変えられるシステムを、とっとと作って欲しい。
こういったことは民間に任せなくても、政府が一括でどんとやればいい。
ただし、変な天下り先を作らないようにね!
プロブロガーじゃないフルタイムブロガー(Full-time Blogger) Saksak
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