オリンパスのPEN Liteシリーズは最近E-PL7が出たのでE-PL6は型落ちです。
けれど、映る画自体は変わりません。
もっと言うと、最上位クラスのE-M10とも同じ画が撮れます。
厳密にはブレ補正の軸数の差があるため微妙に画の出来に差が出てしまうとも言えますが、ボクはファインダーを付けないと嫌なタイプなので、液晶を見て撮影する人のようなブレは発生しません。
また、元々がアーチャー(アーチェリー選手)なので、体の振れない立ち方の技は一般の人より卓越しています。(多分ね!)
そんなわけで中古のE-M10を買うのなら新品のE-PL6を買うほうが良いと思え、また、後付の電子ビューファインダーの画素数のほうがE-M10の固定のものより良かったので、E-PL6&VF-4という組み合わせにしたのです。
価格もE-M10の中古とどっこいどっこいです。
けれど、けれどですよ。
E-PL6はペラペラで超持ちにくいです。
もともと女子向けだったりするわけで、ガッツリグリップは付いてないコンセプトのカメラです。
わかってんなら買うなって話ですが、ここまで持ちにくいとは思わなかったのですよ。
やっぱりカメラはしっかり覗けてガッツリつかめないと、ボクには合わないようです。
また、このカメラのチルト液晶はすごく使いにくいです。
パナソニックのマイクロフォーサーズの可動液晶では全く持たなかった不満をもろに持ってしまいます。
オリンパスは取り回しやボタン操作などの設計がダメダメですよ。
その代わりカメラ本体に手ぶれ補正が付いているので、オールドレンズ使いのボクとしては必須のアイテムでもあります。
画も独特できれいなのでそういった面でも気に入っています。
欲をう言えば、パナの取り回しと動画描写のあるオリ機が欲しいといったところです。
E-PL6のグリップを自作してみた
まあそういうわけで、ガッツリつかむためにグリップを自作してみました。
まずは厚紙で模型を作って寸法を測って実物にとりかかりました。
グリップ本体は1mmのアルミ板です。かなりの強度があります。
ちゃんとした工具はないので、百均のカッターとゴムハンマー、Rはスチールラックの細いタイプの支柱に巻きつけて付けました。
直角にした箇所はドアの隙間に挟んで力を入れて曲げました。
仕上げは同じく百均のヤスリとサンドペーパーです。
作業中に表面に傷がついたため、全体にうっすらとサンドペーパーでわざと傷をつけてマットな感じにしています。
黒く塗装したほうが渋いと思いますが、DIY感が残ってちょっとブサイクな今の状態に味があるのでそのままにしておきました。
きれいに見せたい人はスプレーでも吹き付けましょう。
ネジはPCのHDD用のネジの一部がうまく入ったのでそれを流用しました。
おそらく3mmのisoネジです。(たぶん)
ぶっちゃけ、中学校の技術室の道具でもあれば10分でもっときれいなものが出来上がります。
つい先日も自転車用のスマホケースを作ったのですが、その時にも『万力があれば!』と何度も思いました。
切断するのも金切鋏があれば楽だと思います。
最初は両面テープだけで行けると思っていたのですが、一発目に見事に外れました(笑)
そのために、これまた百均の錐で穴を開けて結局はネジでも止ました。
ネジは必須です。
ただし、家に転がっていたネジはねじ山部分が5mmしかなく少々心もとないです。
あと2mmほど長ければより良いでしょう。
使用感は上々で、グリップ性能が格段に上がりました。
撮影してない際にはカメラを薬指と小指に引っ掛けておくクセがあるのですが、そうやっておいても落としそうになりません。
オリンパスの後付け大型グリップでもここまで大きい物はないため、工作好きな方は試してみてください。
アルミの板はホームセンターで2~300円で売っています。
グリップのヤマの大きさにもよりますが80mm☓50mm前後あればよいので、アルミ板は結構余ります。
ボクは79mm☓48.5mmで作ったのですが、83mmくらいにしておけばよかったなと思っています。
というのも、サイドに当たる部分がちょっと短くなったから。
最初は100mmほどの長さにしておいて、まずはレンズ側の直角、そしてR、最後に側面の切り取りという順序でやったほうが良いですよ。
先に設計図通りにカットしておくと、Rが理想値から外れてしまった際に側面が短くなることがあるからです。
僕の場合は今回のもので十分なので、このまま使用します。
もう一度作るとなると大変ですから。
ちなみに製作時間は3時間かかりました。
何度もいいますが、工作室に適切な道具があれば10分コースですよ!
プロブロガーじゃないフルタイムブロガー(Full-time Blogger) Saksak
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