紡木たくの名作『ホットロード』を、能年玲奈で映画実写化するそうです。
熱いですね~。
実は男子ながらに『別冊マーガレット(別マ)』を買って読んでいました。月2回の発刊だったので、1回目はメンズノンノとセットで、2回目は『妹に頼まれたんだ』と言い聞かせつつ、単独でレジに持ち込んでいました。
ちなみに、このころのメンズノンノは、阿部寛だけが表紙を飾っていました。
更にちなみに、別マで好きだった漫画家はいくえみ綾でした。
話を元に戻してホットロードですが、実写化に危惧する部分もなくはないんですよね~。
ホットロードはヤンキーのお話
はっきり言ってホットロードは、当時、ヤンキー少女のバイブルでした。最も時代が時代だったので、ちょっと悪い先輩に憧れる少女というのはお決まりの構図だったのです。
主人公の春山洋志(はるやま ひろし)は高校に行っておらずガソリンスタンドで働いており、モリワキの集合管をかませたCB400Fを駆る少年です。
その洋志に憧れる宮市和希(みやいち かずき)に能年玲奈が抜擢されたわけですが、この子も幼いころに父がなくなり、愛を享受できない閉塞感から非行に走るんです。
正直なところ、すごく暗いストーリーです。もっとも、その暗さが当時の中高生にシンクロする部分があって、僕の周りもみんなはまっていたのです。
小泉今日子がやればよかったかもね
あまちゃんで能年玲奈の母親役をした小泉今日子こそが、ホットロードの世界をよく知る生き字引とも言えます。彼女は昭和の元ヤンですから(笑)
そして、このようなストーリーの舞台になるのは決まって神奈川なんですよね~。東京でも千葉でもないんです。
彼女も神奈川出身だし、ホットロード世代のど真ん中ですよ。ひょっとすると羨ましがってるかもしれません。
バブル世代がターゲット?
この映画のターゲットはバブル世代なのですかね?そこにうまく訴求できればヒットするかもしれませんが、大コケする可能性も否定できません。
和希の母親役に小泉今日子を持ってくると、あちこちから批判が沸き起こりそうだけど、彼女はホットロードの大ファンだったはずだから、オファーがあると出たいといいそうです。
ここまできたら、洋志役も福士蒼汰にして、あまちゃんをトレースするというのもいいかもしれませんね。悪乗りがすぎるかもしれないけど、劇団の演劇だと思えばいいんです(笑)
ホットロードって中古にプレミアが付いているんですね~。
価格を見て驚いてしまいました。
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