能年玲奈で映画実写化するという、紡木たくの名作『ホットロード』。
ウチにあるので、1巻だけ読み返してみました。(画像は2巻だけど・・・)
さすがに時代を感じました。
暴走族や特攻隊長なんて、そういえばそんなことを自慢するヤンキーのお兄さんがいたな~ッて感じです。
バイクや車を持ってイキがることがステータスだった時代で、今とは全く価値観が違ってましたよね。ヤンキーがヒエラルキーの一番上にいて、その人達を恐れつつも憧れていました。
オンタイムでどっぷりハマって読んでいたはずなのに、その頃の価値観なんてほとんど忘れてしまっています。『そういえばそうだった』というレベルです。
自分が大人になってしまったからなのか?それとも価値基準が変わってしまったからなのか?どちらかはわかりませんが、映像化したとしても、これは解説書がいりますよ。
若い人たちには多分わからないです。
作中にローソンが出てきました。
『こんなに昔からローソンがあったの?』
と思って調べてみると、ローソン1号店ができたのは1975年でした。ホットロードが描かれたのは1986年なので、余裕で存在していたのです。
もっとも、ホットロードの舞台になっているのは神奈川県なので出店が早かったのでしょうが、家の周りにローソンが出来たのは更に10年くらい後なので、個人的な驚きはしかたのないことです。
田舎ですから(笑)
残り3巻ですが、イマイチ読み進もうと思えません。やはりおっさんになったということなのでしょうね~。
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