時計型ストーブもペール缶もさほど耐久性がないことがネットの情報でわかっています。
ということで、ある程度補強しようと思いたち、耐火モルタルで部分的に耐火性能をアップすることに。
では、作業の様子をどうぞ。
まずはペール缶の塗装を剥ぎます。
今までは屋外だったので少し変な臭いがしても「ま、いっか」と思っていたのですが、今回は室内への設置。
化学物質を吸い込むのはよくないと思い、グラインダーで塗装を削りました。
今回使ったのはマキタの18Vバッテーリーが使えるマキタ互換グラインダーだったのですが、2缶削るのに6.0アンペアを2度充電しました。
草刈機や生け垣バリカンと比べ、グラインダーは消費電力が大きいようです。
底の補強のために瓦を加工して2枚敷きました。
この瓦は100年ほど昔のものです。
納屋の一部の瓦をポリカーボネートに変えた際に不要となったものを流用しました。
瓦は1100度前後で焼成しているらしく、耐火レンガのような役割をしてくれるのではないかと推測しています。
耐火モルタルをドーナツ状に固めます。
この部分を時計型ストーブの文字盤部分に置くので、直火が当たります。
ペール缶の鉄板が直火に当たり続けるとおそらく穴が空くので、この部分の補強は必須。
7~8ミリほどの厚さに施工しました。
真ん中はすでに106ミリの煙突がはまっています。
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煙突の位置をペール缶のジョイント近くにもってきます。
隙間は耐熱パテで埋めようかとも思いましたが、出費がかさむので耐火モルタルで埋めてしまいました。
既存の穴も耐火モルタルで穴埋め。
けれど、見た目が悪いので、鉄板で埋めることをおすすめします。
ペール缶と時計型ストーブの隙間も耐火モルタルで塞ぎます。
ただ、これに関しては無くても良いことが後でわかりました。
というのも、割れてしまい撤去したから。
その後のストーブ使用で、ここから煙が出てくることもありませんでした。
また、既存の煙突穴も耐火モルタルで塞ぎました。
割れた瓦を円形に整えてベースにし、隙間に耐火モルタルを詰めています。
一旦積み上げたものがこれ。
上の二重煙突の外側はおせんべいの一斗缶をカットして加工したもの。
出費OKであれば下側も一体型のガルバリウム鋼板にしたほうが、バーミキュライトを節約できます。
ただ、ガルバリウム鋼板のサブロクが2000円ほどするので、バーミキュライトのほうが安上がりです。
この状態に煙突穴付きペール缶を乗せれば、形は一応完成です。
けれど、完全に組み立てる前に耐熱スプレーを塗布しなければなりません。
その工程はまた今度。
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