多くの人がかつて利用していた無料ブログ。人によっては数十万文字をアーカイブとして残しているのではないでしょうか?
もし、それが利用できるなら、新規の記事を書かなくて済むため、アドセンスによる収益を得るために楽なので、ぜひそうしたいという人がいるかもしれません。
けれど、それ早めておいたほうが良いです。
アドセンスの規約を遵守した記事ばかりではない可能性がある。
実は自分のブログを移植しようと思った時に発覚したことなのですが、あるセクシーな写真をアップして、その写真についてあれやこれや論評していた記事がありました。
アドセンスには『ファミリーセーフ』という基準があって、子どもと一緒に見た時に問題のない記述でなければならないというルールが有ります。
『そんなん、いつも家族の前で話しとるわい!』と言っても通用せず、一般的な価値基準で推奨されないものは弾かれてしまうのです。
そのため、アドセンス広告を掲載する場合には、表現方法や内容に特に留意しなければなりません。
重複コンテンツとしてGoogleからペナルティーを受けることもあります
こちらの方をまず最初に考えなければならないのですが、旧来のブログをそっくりそのまま移植した場合、2つの同じ内容のブログが出来上がってしまいます。これを重複コンテンツといいます。
重複コンテンツについては、サイトごとではなくページごとに重複が判断されますので、数十ページ重複が起きてしまうと、あとから立ち上げたサイトがペナルティーを受け、検索結果に反映されないなどの悲惨な目に合ってしまいます。
それならば、旧ブログを一旦全て消去して、新たなブログにデータを移植するとどうでしょう?それでもペナルティーを受ける可能性が大です。
この辺りの基準はグーグルが公表しているわけではないため、詳細にはわかりませんが、Googleのキャッシュ機能と関連していると言われています。
ひょっとすると、1ヶ月や2ヶ月の時間差を置いて新しいサイトに移植すればペナルティーを受けずに済むかもしれませんが、よくわからないのが現状です。
かつて、数記事だけ試したことがありますが、その時には問題ありませんでした。けれども、Googleの基準も日々進化しています。君子危うきに近寄らずで、変な冒険はやめたほうが無難です。
結論:無料ブログからのサイトの移植はやめておきましょう
今まで形成してきた文字資産を移植できないなんてもったいないのですが、変にペナルティーが実行されるとそのほうが辛いです。
そのため、無料ブログの記事を新たなブログに移行するのはやめておきましょう。
『大丈夫だった』といわれても、その時の基準で大丈夫だっただけです。今やって大丈夫という補償はありませんので、後ろ髪轢かれる思いを断ち切って、新しいブログに注力して下さい。
コメント