目線の法則について。
チラシを作るときには、人の目線はZの動きをするということで、紙面の上川を左から右に動き、そこから左隅に目線を動かし最後に右下に行く『Zの法則』を重んじますよね。
ネットの世界でもその法則が有効だということで長らく採用されていたし、今でも有効だと言われています。
また、ネットを閲覧するときにはZよりもFの字のような目線の動きをするということで、『Fの法則』の方を重視する動きもあります。
けれど、個人的には『Lの法則』のほうが有効ではないかと思うのです。
最近のポータルサイト等のトレンドは右上に広告を配置することですよね?
また、グーグルのセミナーでも、最初にサイトを開いた際に表示されるファーストビューに広告を配置したほうが良いといいますが、意外と右上の広告はクリックされないのです。
ひょっとすると男女差があるのかもしれませんが、ぼくの手持ちのサイトではほとんど効果がありませんでした。
そこでトライしたのが『Lの法則』だったのです。
この場合には、記事の書き出しの左側に1箇所、記事の終わりに1ないし2箇所、そして記事の終わり付近の右カラムに1箇所配置します。
アドセンスの場合には、合計で3個しか広告を入りすることができないため、記事終わりに広告を2つ並べるダブルレクタングルにするのか、記事終わり1つ&右カラムに1つにするかのどちらかとなります。
もちろん、アマゾンの広告を併用することも可能です。
ダブルレクタングルについては、グーグルもオススメの手法だと言っています。
ただし、今のところ確認はできていませんが、レスポンシブ・ウェブデザインの場合には、スマホの一画面に2つのアドセンス広告を見せてはいけないというルールが有るため、不可となる可能性もあります。
この『Lの法則』の配置でどこの広告がよくクリックされるかというと、サイトの閲覧者の特性で変わりますが、左上4:左下4:右下2といったところでしょうか。左上と左下ではサイトによって成果比率は変わりますが、平均すると同等といったところです。
個人的にも、『右上には広告があるな』と思って、無視する習性が付いており、ここ1・2年はクリックしたこともないです。
広告の効果がなくなったと思えたら、一度配置を変えてみてはいかがでしょう。
ABテストで期間を区切って効果測定をしてもいいと思いますよ!
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