本の印税とアドセンスだとどちらが収益性が高いのか?

2014年5月28日

かつて何度かマニアックなジャンルのムック本のために記事を書いてくれないかとオーダーが来たことがあります。けれど、自分の文章が紙媒体に載るということを是としないためそのときはお断りしました。

個人的には紙媒体の大半はデジタルに変わってしまえばいいと思っています。紙の印刷でアドバンテージがある写真関連は今のところ残すべきだと考えていますが、他のものはそっくり入れ替わった方が合理的ですから。

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もっとも、紙の利点というのもあって、ぱらぱらめくって見ることができるというのは捨てがたい機能です。ただし、紙だと検索ができないため、ふと思い出したことを調べる際には、デジタルの数十倍の労力を費やしてしまいます。

 

本の印税とアドセンスだとどちらが収益性が高いのか?

そうはいっても、ブロガー・プロブロガーの多くはボクと違って自分の文章を書籍化したいと思っているかもしれません。

ボクも若い頃は書籍の一つでも出したいと思っていました。けれど、その頃にはブログのようなシステムもなく選択肢がなかったからです。現在はブログを書くだけで満足しています。

 

さて、書籍を出版した場合には報酬を印税として受け取ります。一般的には書籍価格の10%と言われていますが、8~12%の間でまちまちのようです。また、初版と再版でも変わることがあります。ここでは便宜上一律10%で話を進めていきます。

最近の出版不況のあおりを受けて、書籍の販売部数は軒並み低下しています。ネットの情報を総合すると、2万部売れれば小ヒット、3万部売れればそれなりのヒット、5万部売れたらかなりのヒット、10万部行くと知識人入り的な状況だとか。

特に10万部売れれば取材数も増え、本の帯に10万部突破とか書かれ書籍販売店にコーナーが設けられるなど、かなりのアドバンテージを獲得できます。けれど、このような例はほんの一握りで、大半の書籍は数千冊売れる程度なのです。

 

書籍化する際には著者が持ち出しするものは特にないため、見かけ上のリスクはさほどありません。けれど、拘束時間や労力を考えると、割に合わないことの方が多いです。

『書籍の著者』という肩書きを手に入れることができるため、多少のデメリットを覚悟する方もいます。また、数千冊しか発行されなくても、小さな業界内では著書があると言うだけで箔が付き、活躍のシーンが広がることもあります。

 

300万円の収益を印税またはアドセンス収入から得るには?

先述のように印税を10%、書籍価格を1000円と仮定します。すると印税収入は1冊に付き100円となります。300万円の収益を上げるためには300万÷100円で3万冊の発行部数を達成しなければなりません。

3万部売れればそれなりのヒットであり、ほとんどの書籍はこの部数に到達しません。そのため、かなりハードルが高いといえます。書籍と印税の性格上、再版されない限りは追加の収入はありません。

それではブログによるアドセンス収入の場合はどうでしょう?

1日に8220円の収益があれば年間300万円に到達します。ページビューだと年間1000~1200万PVですので、月間100万PV前後と言ったところです。このシステムの利点は、過去記事が継続して収益を上げてくれる点にあります。

二つの収益を比べた場合、書籍は使い捨て型、ブログは継続型といえます。後者の過去記事は不労所得に近い性格を持っています。

 

どっちがいいの?

はっきり言ってわかりません。ボク個人は書籍をだいたいと思っていないため、必然的にブログの収益化を選択するのですが、先述したように、『書籍の著者』というアドバンテージは至る所で発揮されます。

『ご職業は?』と問われて、『ブロガーです』と答えるよりは、『本を出してます』と言った方が何となく説得力がありますよね?そのため、自費出版的なものだったり、共著の一人だったりしても、一冊くらいは書籍の著者として名を連ね肩書きをゲットしていた方がいいかもしれません。

『昔は著書を出していましたが、デジタルの時代にアジャストして、現在はブログを主な発表の場としています』なんていうと、ブロガーとしても体裁も保てるので、やはり一冊は自著がほしいですね。

また、ブログに自著を紹介しておけば、本当はたいしたことなくても、『この人はたいした人に違いない』と思われるかもしれません(笑)

ボクの場合は、しばらくは好きなことを好きなように好きな分量で書けるブログで突き進んでみようと思っています。書籍の著書になりたいという誘惑もないではないですが、この文章力ですからね~(汗)

 

プロブロガーじゃないフルタイムブロガー ぶらり人 Saksak