江田島ハワイ化計画、時々タイランド

2018年5月18日

2015年のこと。

ハワイのオアフ島に2ヶ月間滞在して、自転車で島内を巡る旅をした。

その時に見聞したハワイを江田島に落とし込めば、活性化の一助になるだろうと漠然と考えて約3年。

島の現状も徐々にわかってきたので、その構想をまとめてみようと思う。

 

※今回もいつものように前置きが長い。核心の話は『姉妹都市に!市長はハワイに飛べ』あたりから。

それまでは流し読みでOK。

 

 

フラ

 

 

 

江田島の現状

何もかもが右肩下がりだ。

 

広島県の平均も、近隣の広島市・呉市・廿日市市(宮島)もが右肩上がりの観光成長を続けている最中、それらに囲まれた江田島市は右肩下がり。

平成27年の観光客一人あたりの消費額は1426円

県平均5840円の1/4しかない。

 

それにもかかわらず江田島市は大風呂敷を広げ、6年後の平成36年には100万人の観光客誘致という目標を掲げている。

しかも根拠が乏しい。

拠点となるホテルの開業が計画されているものの、ハードを作ってもソフトが無ければ意味がない。

ハード頼りなのがお役所的で昭和的だ。

 

この提案は特にソフトを中心に展開していく。

もちろんハードも重要なのでシンクロしていくことになる。

 

 

ガソリンスタンドが遠いし日曜日にやっていない

現在の居住地から最寄りのガソリンスタンドまで6kmもある。

しかも値段が高いというおまけ付きだ。

安価なセルフスタンドまで行くには12kmある。

 

しかも、最寄りのガソリンスタンドは日曜には閉まっている。

ここだけではない。

主要道路に隣接するガソリンスタンドの中には、日曜日に休むところが多いのだ。

 

こんなことでは、観光客誘致どころではない。

逆に、誘致する気がないと言わざるを得ないだろう。

 

 

 

江田島とオアフ島の類似点

実は両島には共通項が多くある。

 

 

太平洋戦争における象徴的な島

オアフ島はパールハーバーのある島だ。

自転車で傍を通ると、目隠しの塀がずらっと続いている。

パールハーバーの詳細については有名なので割愛するとして、アメリカ海軍の拠点の一つだった場所だ。

 

一方の江田島には海軍兵学校があった。

全国のエリートが集い勉学に励み、戦場へと散らばって行った過去がある。

個人的には戦争が絡む事項は好みではないが、共通項として最も大きなものだろう。

 

 

温暖な気候

オアフ島の気温は平均すると最高が30℃弱、最低が20度程度だ。

江田島は瀬戸内海気候なので、全国でも比較的温暖な地域だ。

しかも、沖美地区は特に温暖で、地元の人が言うには江田島内のハワイなのだそう。

実際に自身も沖美地区に住んでいるが、他所よりも温かいことを実感している。

 

そうはいっても日本だ。

冬の間は非常に寒い。

けれど、5月から10月の平均の数字をとってみると、最高気温平均が26.83度、最低気温平均19.5度ある。

 

どうだろう?

6ヶ月間はハワイと言っても過言ではないのでは?

沖美地区単体の正確な数値がないのでなんとも言えないが、島内の他所よりは1・2℃高い傾向にある。

 

結論を言おう。

沖美地区は半年間はハワイなのだ!

だからこそ、ハワイをTTPできる。

 

※TTP 前武雄市長・樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)氏の言葉。徹底的にパクるをローマ字化したもの。

 

 

買い物が不便

日本人はホノルルに集まっているのであまり感じたことはないかもしれない。

けれど、意外にも買い物は不便だ。

 

これはアメリカに共通していることで、大型スーパーが郊外にあって、車で大量に買い込んで家に備蓄しておく生活スタイルが定着している。

オアフ島滞在中はハワイカイの住宅街にステイしていたのだが、一番近くのスーパーやコストコまで4kmあった。

 

江田島は日本であるにもかかわらずスーパーが少ない。

小さな商店が散らばっていると言えば散らばっているのだが、品揃えが壊滅的である上に、閉店しているところも多い。

そのためスーパーに行く必要が出てくるのだ。

 

ちなみに、家から最寄りのスーパーまで6kmある。

ハワイでは平地だったので自転車で行っていたが、江田島では峠越えがあるのでもっぱらバイクだ。

もちろん、スーパーの近くに住んでいれば便利だろう。

けれど、都市部ではありえない、スーパーまで往復10km越える住人は少なからずいるのだ。

 

妙なことに、そんな不便なところまで江田島とハワイは似通っている。

だからこそ、江田島に引っ越して来てのち、しばらくはハワイカイの感覚が抜けきらなった。

 

 

姉妹都市に!市長はハワイに飛べ

これから記述する江田島ハワイ化計画を実行するにあたり、姉妹都市関係を結ぶことは非常に重要だ。

この関係があれば大きな後ろ盾となる。

先述した江田島とハワイの共通点をプレゼンしつつ、ハワイ化計画の準備があることを伝えれば、良い答えは帰ってきそうでもある。

 

都市の規模はかなり違うものの、日本では人口7万人台の愛媛県宇和島市がホノルル市の姉妹都市となっている。

移民関係なのかもしれないが、人口が少ないからと門前払いはなさそうだ。

※調べている段階で、広島市も姉妹都市だということを初めて知った:汗

 

ボクが市長ならハワイに飛ぶ。

ホノルル市と交渉だけでもする価値がある。

このステータスは市民にとっても街自慢として効果的に作用するはずだ。

 

 

 

江田島ハワイ化計画

コンセプトは、とにかく南国をTTPだ。

だからハワイを中心にタイランドもパクる。

 

 

江田島をフラの聖地に

フラ

 

江田島を西日本随一のフラの聖地にする。

これが『江田島ハワイ化計画』の根幹と言ってもいい。

これについては、次回の記事で詳細を展開していく。

 

 

イノモコ

 

イノシシ肉のロコモコ、略してイノモコ。

ロコモコと言えばハワイ生まれのファストフード。

ハンバーグや肉、グレイビーソース(日本ではデミグラスソース)、目玉焼き、ご飯で構成されている。

これをイノシシ肉でつくるのだ。

 

江田島はイノシシの食害がひどい。

実はうちの庭にもよくやってきて、ウンコをして帰っていく。

もちろん、カボチャ・メロン・トウモロコシを食べつくす食害付きだ。

 

このイノシシを有効利用して町おこしするにはイノモコが有効だ。

発祥の地として少なからず集客もできる上にイノシシの頭数調整にも寄与する。

島内の飲食店でオリジナルのイノモコを作ってもらえば、食べ比べの楽しみも増えるだろう。

ゆくゆくはレトルト化してもいい。

 

 

オバマ前大統領も愛したレインボー・ドライブ・インのロコモコ

 

 

ちなみに、ロコモコの歴史はそう古くなく、Wikiによると1949年だそうだ。

しかも日系人が発案したとのことなので、ある意味お里返りでもある。

米もジャポニカ米だし。

 

 

フリフリチキン

フリフリチキン

 

 

日本語にすると、鶏肉の炭火焼き・テリヤキソース味といったところだろう。

そう難しい料理ではない。

しかも、炭火で鶏肉を焼いた時点で美味しくないわけがない料理だ。

 

ガイドブックなどには、週末になるとどこかしらで焼かれているなんて書いてあったのだが、島内を回っても見つけることはできなかった。

そのため、専門店で食べた。

決して驚きの美味しさというわけではないけれど、ふつうに美味しい。

いや、個人的には相当好きだ。

 

この料理にはさほど技術が必要ないので、島内のいたるところで提供が可能だ。

サイクリストのタンパク質補給にも良さそうにも思える。

 

 

ウィークエンド・マーケット

ウイークエンド・マーケット

 

オアフ島のとある大学構内で行われる産直市。

出店が多く活気にあふれている。

しかも、客の殆どが日本人。

日本人はこのような出店が大好きなのだ。

だから日本語表記もある。

 

 

ウイークエンド・マーケット

 

 

江田島市内でもやっているところはある。

けれど、正直なところインパクトが弱い気がする。

島外から人を呼び込むためには、週末になるとわざわざ遊びに来たくなる仕掛けが必要だろう。

 

ハワイ風のウイークエンドマーケットが開催されていると知れば、呼び水になり得る。

それがたとえ日本式でも。

もっとも、両方を体験した感想を言えば、大した違いはない。

 

 

ウイークエンド・マーケット

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ブース貸しなのでミュージシャンがいたりもする

 

 

名前を変えたくなければ、ダブルネームでも良い。

『ウィークエンド・マーケット』と名乗ると、週末に開催されていることがわかりやすいメリットがある。

 

 

そもそも、ハワイの文化への日本人の寄与度は計り知れないところがあるから、これもひょっとするとお里返りなのかもしれない。

 

ウイークエンド・マーケット

 

このお姉さんの店には行列ができていた。

露出の力だ!

ボクも炊き込みご飯を買ってしまった・・・。

 

 

エロハシャツ

アロハシャツの江田島版だからエロハシャツ。

「Aloha shirt」の Aを江田島の頭文字Eにすると「Eloha shirt」となるのだ。

決していやらしい意味ではない。

『いやらしい意味だと思うお前がいやらしい!』と言っておこう。

 

エロハシャツという名前には『エロ』という音があるのでインパクトが絶大だ。

間違いなく江田島の認知度が上がる。

最終的には『イロハシャツ』と読ませるようになる気がするが・・・。

 

こちらもお里帰りと言って良いアイテム。

日系人が持ち込んだ和柄の生地で解禁シャツを作ったのがルーツだ。

 

実は個人的に、浴衣の生地をタイに持ち込んで、自分用のシャツを作ってもらったことがある。

結構いい感じなので、ぜひとも普及させたい。

できれば牡蠣の殻か、江田島市内の竹でボタンを作りたい。

 

ハワイではカハラなんかで買うと、アロハシャツが1枚1万円くらいする。

アロハシャツ

 

上のシャツが現地で購入したもの。

88ドル。

これより安価な価格設定でも、お土産需要にも一役買う一品になりそうだ。

もちろん、夏は議会と市役所の正装だ。

 

 

 

SUP

SUP

 

スタンドアップパドル・サーフィン (Stand up paddle surfing)を略してSUP(サップ)と呼ぶ。

 

上の画像はオアフでのもの。

ステイしていたハワイカイとホノルルまでは20kmあり、そこを自転車で移動していたため、帰りには海辺の公園で休憩して海を眺めていた。

そして、写真を撮ったりしていたのだが、突然海から人がフレームインしてきて驚いた。

その時の写真だ。

 

このハワイ発祥のスポーツは、すでに江田島でムーブメントが起きている。

並が穏やかな瀬戸内海ではSUPがやりたい放題。

とくに、内湾を抱える江田島は、初心者でも安心して楽しめる。

なので、いずれSUPの聖地として君臨する(はず?)

 

 

ハワイの公園

 

聖地となるためには、無料シャワーとトイレの整備が必要不可欠だろう。

左は写真に写っていたSUPのお兄さん。

右は自転車でやってきてシャンプーしているお兄さん。

自由すぎる!

 

漁港をちょっと整備すればすぐにでもできそうだが、日本はとにかくめんどくさいことを言う人が多いし、しょうもない法律が多いので難しいかも。

 

 

移動販売車

オアフ一周自転車

 

ハワイ名物、移動販売車のガーリックシュリンプ。

けれどこの車はいつもここにいる気がする。

 

 

オアフ一周自転車

 

 

このような販売方法こそ、漁港でできそうだ。

漁港の稼働率はものすごく低いから。

江田島名物の牡蠣を使ったガーリックオイスターなんてどうだろう?

もちろん、フリフリチキンもありだ。

 

移動販売車があれば島内のイベントに集結することもできるので、積極的に採用するのも面白いかもしれない。

 

 

 

時々タイランド

トゥクトゥク

トゥクトゥク

 

 

タイでタクシー的に走る三輪車。

これを観光の目玉として走らせる。

トゥクトゥクが走る島えたじま。

想像するだけでも絵面がいい。

 

けれど、数台パラパラ走るだけではなく、なんとしてでも、特区にしてタクシー化して複数台走らせたい。

 

ぶっちゃけて言うとふつうのタクシーのほうが快適だ。

排気ガスは浴びなくていいし、エアコンも効いているから。

けれど、江田島はバンコクと違って空気が良い。

それだけに夏場は心地よさを味わえる。

 

大学と連携して電動化もしたい。

本場のトゥクトゥクは電化することが決まっている。

トゥクトゥクは整備不良のものも多く排気ガスの排出がひどいからだ。

 

ターゲットは子供。

子供が来れば両親もやって来る。

祖父母世代は孫と旅行がしたい。

そうすれば3世代の観光客をゲットできる。

 

 

チヌの炭火焼き&チムチュム

ナマズの炭火焼き

 

 

チヌ(黒鯛)はかつては高級魚として人気があった。

けれど、今では個体が増えすぎて、名産の牡蠣の稚貝を貪る食害の元になっている。

害が発生するのなら、積極的に獲って食らえばいい。

 

チヌにはくさみがある。

刺し身にすると美味しいのだけど、臭みを敬遠する人もいるようだ。

だったら、臭みに打ち勝つ料理を作ればいい。

それが、炭火焼きとチムチュムだ。

 

タイによく行っていた頃は、イサーン料理のナマズの炭火焼きを屋台でよく食べていた。

少し臭みのあるタンパクなナマズも、炭火でじっくり火を通すとくさみが残らない。

しかも、ナムチムという香草やニンニク唐辛子を使ったピリ辛タレで食べると臭みはマスクされるので、美味しさだけが残るのだ。

 

江田島には竹炭を作っている工房もあるので、その炭を使うのもいいだろう。

また、珪藻土の火鉢が臭みを取るのに有効だと聞くので、使用するのも一つの手だ。

 

※イサーンとはタイの東北地方。バンコクとは文化が異なる。

 

 

チムチュム

チムチュム

 

もうひとつはチムチュム。

これもイサーン料理で、鍋の一種だ。

鍋のフォルムがすでにかわいい。

食べてみたいと思わせる。

 

こちらもタレに使うナムチムと味のベースの構成は似通っている。

そこに魚介類/肉類を入れて食べる。

つけダレは先述したナムチムや醤油ベースのものなどがある。

単純に美味しい。

 

江田島は牡蠣の名産地。

チヌだけでなく、ムール貝の代わりに牡蠣を使うのもいい。

安価に仕入れができるルートはあるだろう。

 

何も日本の料理手法だけがすべてではない。

島を連想しマッチする料理法を貪欲に取り入れて名物にしてしまえばいいのだ。

それが数十年続けば立派な名物として固定化される。

もちろん、日本風にアレンジしたものも併売してもいい。

 

世界の名物料理の歴史は意外と短いものが多いので、トライする価値はあるだろう。

 

 

コテージ開発

コ・パンガン

 

コ・パンガンかコ・タオだったか失念したが、タイランド湾に浮かぶ島の山中に作られたコテージ風レストラン。

沖美地区の山側とよく似た立地で、夕日がとても美しい場所だった。

 

外国に行くとこのような高い場所は一等地であることが多い。

けれど日本は上へ行くほど安くなる。

そして、沖美地区もご多分に漏れず、最高の景観を有する場所がほぼ手付かずの状態だ。

 

完全に手付かずなら良かったのだが、好立地にはお墓が立っている。

故人に美しい景観をとの気持ちは十二分にわかるので仕方がないのだが、非常にもったいない。

 

それでも開発の余地はあるので、なんとかならないものかと思う。

アイデアだけではどうにもならず資金が必要になる案件だ。

 

 

 

まとめ

『青は藍より出でて藍より青し』という言葉がある。

弟子が師を超えるさまを言葉にしたものだ。

弟子は最初は師を模倣したに違いない。

その後、オリジナルの力を付け師にまさればいいのだ。

 

だから最初はTTP。

まずは模倣から始める。

模倣し思考し続ければ、きっと新しい何かが生まれるだろう。

 

 

何をするにしても法律の壁がある。

けれど、昨今では特区化すれば大抵のことは合法的にできるのだから、それを活用しない手はない。

やはり、組長と市役所の働きに頼らなければならない部分はある。

車の両輪のようにシンクロできることを期待するしかない。

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