江田島をフラの聖地に!そして、えたじま国際フラフェスティバルの開催を!

フラ 江田島改革案
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江田島ハワイ化計画、時々タイランドの各論の一つにして根幹こそが、この『江田島をフラの聖地に!』だ。

 

オアフ島に2ヶ月滞在していたことは先述したとおり。

ハワイ日記に当時のことはまとめてある。

ただし、タイミングを逃してしまい、これまでフラについては記述してこなかった。

 

今回は当時撮影した写真もピックアップして、話を勧めていく。

 

 

 

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クヒオビーチ・フラマウンド(Kuhio Beach Hula Mound)

フラ

 

さすがに2ヶ月も滞在してるとやることがなくなる。

もちろん、料金を支払ってアクティビティーを楽しめば別だろうが、観光旅行のペースでお金を使い続けると、あっという間に100万円を越えてしまう。

なので、ワイキキビーチに連なっているクヒオビーチにある『クヒオビーチ・フラマウンド/Kuhio Beach Hula Mound』で無料のフラを見ることが多くなった。

 

スタートは夕方の6時だったかな?

じいさんの法螺貝と、祝詞のような暗唱ではじまる。

(勉強不足で何を言っているのかはわからない)

 

最初の数日は何も感じなかったのだが、ある日なぜだか突然言霊が入り込んでくる感覚に襲われる。

その日の夕日の加減がそうさせたのかもしれない。

得も言われぬ荘厳さを感じた。

 

 

フラ

 

 

その後は、男性だったり女性だったり、ソロだったり団体だったりのフラが始まる。

写真を撮りたい場合、観光客の後頭部がじゃまにならないようにするためには、30分前に乗り込んで場所を確保しておかねばならない。

そのくらいギャラリーが多い。

 

 

フラ

 

 

生楽器の演奏付きなのでゴージャスだ。

おそらく1時間半程度は繰り広げられているのだが、全く飽きない。

しかも数日通いつめてもだ。

 

 

フラ

 

 

実は日本人のダンサーもちらほらいた。

というか、日本人だけの団体も踊りを披露することがあった。

日本の女性の熱心さには頭が下がるばかりだ。

 

 

 

江田島をフラの聖地に!

江田島ハワイ化計画、時々タイランドでも触れたように、江田島の沖美町是長地区界隈は半年間はハワイと環境が近似の場所。

そのため、西日本のフラの聖地となる要素が十分にある。

 

江田島の夕日

漁港の夕日でさえこのレベルの美しさ!

 

 

しかも、この地区のサンセットは得も言われぬ美しさだ。

入鹿海岸などのクヒオビーチと同レベルのサンセットビーチまである。

なので、『Kuhio Beach Hula Mound』の雰囲気が再現できる。

 

フラを愛する者であれば、屋外で、しかもサンセットビーチで踊りたいのではないだろうか?

当地は彼女たちのそんな夢を叶えてあげられるのだ。

ぜひとも舞台を整えてあげたい。

 

まずは踊ってもらう。

そして、そこに観光誘致を絡ませていくのだ。

 

 

 

フラフェスティバルの開催を!

観光において祭りこそがアンサーだ。

それは、北海道の『よさこいソーラン』があらゆる観点からも証明している。

しかも、『よさこいソーラン』同様、参加人数の多い祭りが有効となる。

なぜなら、参加者の宿泊による各種消費が、小規模な町には少なからずベネフィットをもたらすから。

 

江田島市の一人あたりの観光消費額は平成27年で1426円。

この金額からも分かる通り、宿泊なんてないに等しい。

そのため、宿泊費が見込める観光施策が観光消費額の平均値を上昇させることは言うまでもない。

 

 

では、なぜフラフェスティバルなのか?

 

先述した理由から、江田島の沖美地区とフラの親和性の高さは説明したが、実はもう一つの理由がある。

それは、おそらく世界最高のフラ人口を日本が抱えているからだ。

 

正確な統計が取れてないようだが、最低でも70万人、最高だと200万人のフラ人口が日本にいるのではないかと言われている。

その多くは女性だ。

そして、高齢者も驚くほど多い。

高負荷ではないダンスなので、適度に体を動かせる利点がフラにはあるからだ。

 

ここで重要な要素の一つがその年配層。

自由な時間を多く持つ彼らにとっては、数日間家を空けることに対するハードルは低い。

しかも、自らの趣味の発表を兼ねた旅行が、仲間とともにできるのだ。

さらに、その発表の場が夕日の美しいビーチとなると、プレミアム感が増すのではないだろうか?

 

 

 

前夜祭にはパレードを

パレード

『クヒオビーチ・フラマウンド/Kuhio Beach Hula Mound』でも踊っていたフラの子どもたち

 

 

滞在時期が2月から4月だったこともあり、ちょうどホノルル・フェスティバルを見ることができた。

太平洋の島国を始め、アジア各国からやってきた団体のパレードがあり、夜には日本の花火が打ち上げられる盛大なイベントだ。

 

参加者はわざわざ飛行機代を払ってまでやってきて参加している。

ハワイのプレミアム感がそうさせるのだろう。

参加前後の観光は定番のようだ。

 

 

中国移民も多くいる

 

 

江田島でのフラフェスティバルについては、一日だけに開催にするのか二日間の開催にするのかは置いておくとして、パレードを行うことで、先述したように参加者を増やすことができる。

パレードに関しては、あえて『フラ』に限定しないほうがいいように思う。

 

フラワーフェスティバルでは、バトントワリングの子どもたちが参加していたりするが、彼らが参加することで、『フラ』に関しては観光客化できる。

参加者も観光客という視点を忘れてはいけない。

実際のところ、フェリーを利用して江田島にやってきてもらうだけでも、それなりのお金が動く。

 

 

よさこいのチーム

 

よさこいのチームが参加すれば、参加者が多いので観光客化にも拍車がかかるにちがいない。

パレードは動、『フラ』は静と、うまくメリハリをつける必要はある。

 

 

和太鼓と踊りの団体

 

 

このような団体の発表の場としてパレードが機能するに違いない。

アスリートも大会があればモチベーションが上がるのと同様に、習い事や趣味であっても、発表の場があることがポジティブな動機付けとなる。

 

 

 

太鼓 太鼓

 

ホノルル・フェスティバルに招聘されていた太鼓の団体。

間近で見ると迫力があって楽しい。

あの低音は体をバイブさせる。

 

アングロサクソン系の観光客は食い入るように演奏を見ており、満足げな表情を浮かべていた。

このような和のコンテンツを充実させれば、インバウンドの観光客の満足度も上がりそうだ。

ぜひとも宮島の観光客を江田島に引っ張ってきたい。

 

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コムローイ

コムローイ

 

これはハワイではなくタイのアイテム。

日本語や中国語では天灯というのか?韓国では風灯(プンドゥン)という。

とにかく、気球のような原理で空に飛ばすものだ。

 

11月。

タイの2大祭りの一つロイカトーン。

バンコクでは鐘楼流しを行うが、北のチェンマイではコムローイを飛ばす。

 

実はバンコクのチャオプラヤー川沿いで一度やったことがある。

チェンマイのように数はないものの、その荘厳さは得も言われないものだった。

 

日本だと祭りのシメだと花火が定番だろう。

けれど、高額である上に、ある意味ベタな選択だ。

 

コムローイならひとつあたり1000円程度だ。

しかも販売ができるのでフェスティバルの運営費に回すことができる。

 

そして、日本ではまだ取り組んでいるところが少ないので、コムローイといえば江田島とのヒモ付をすることができる。(一番であることが重要)

もちろん、この光景を見たさにやって来る観光客も増えるだろう。

インスタグラムなどでも拡散されやすいので、次年度への広告としての効果も発揮する。

 

 

 

まとめ

フラフェスティバルが実現できれば、今ではあまり人が来ずに寂れてしまったビーチに活気が戻ってくる。

そもそも江田島は、全国的な認知度がほぼないに等しい。

ましてや、江田島に美しいビーチやアクティビティーがあることなどは知らないので、フェスティバルによって江田島自体が認知されれば、シーズン中の一般観光客も増えることだろう。

観光課題の交流人口の減少やつつましすぎる観光消費に対するカンフル剤としても、間違いなく威力を発揮する。

 

『フラ』を愛する人たちにも、貴重な発表と交流の場を提供できる。

それを見る観光客にもfun(ファン)を提供できる。

江田島(に住む人)・フラ愛好者・観光客の三方良しだ。

 

この施策をやれば江田島の知名度は間違いなくアップする。

ハワイとのつながりができるのはもちろん、世界のフラ愛好者が訪れる聖地となるかもしれない。

江田島のレジェンダリーな遺産にするべく、ぜひともやりたい企画だ。

 

コメント

  1. […] 江田島をフラの聖地に!そして、えたじま国際フラフェスティバルの開催を! […]

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