公共交通機関不足解消のためにヒッチハイクを導入せよ!

ヒッチハイク 江田島改革案
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昨日のこと。

バイクを取りに行くために宇品へ。

バイクを取りにバイクでは行けないため、港から高速船かフェリーで行くという2択だ。

そのため、近い方の中町港へキックボードで行く。

これ ↓

 

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近いと言っても8kmはある。

キックボードで行ったのは、帰りにバイクに積んで帰れるからだ。

 

 

ヒッチハイク

 

 

本当はバスでもあればバスに乗っていくのだが、 自分が住んでいるあたりのバスは朝と夕方に数本しか走ってない。

しかも、大して時間がかからないのにべらぼうに高い。

そう、時間がかからなくても距離感残での料金体系だからだ。

 

行きは良かった。

8kmだといい運動になるくらいだ。

それでも普段運動不足なので足は痛くなった。

しかし、それは許容範囲内だ。

 

宇品港へ着いて、送られてきたバイクが到着しているBASのデポまで1km。

町中のほうがキックボードは走りやすい。

田舎道は小石や枝が落ちていてスムースに走れないが、町中にはそんなものはないからだ。

 

その後、バイクを受け取ったものの、悪い予感のほうが的中する。

エンジンがかからない。

最悪の結果だがそれも予想していたため、宇品港まで押して運んで行った。

それから途方に暮れることになるのだけれど・・・。

 

 

この日は日曜日。

バイクは三高港に置いておくとして、楽して家に帰りたい。

なのでバスの時間を調べる。

もちろん昼間にバスは走っていない。

前述したように朝と夕方だけだ。

 

仕方ないので巡回型の乗り合いタクシー・オレンジ号の運営会社に電話してみる。

時間表ではちょうどフェリーの到着を待って出発する便があったのだ。

しかも、バスの半額近い300円で済む。

結果、『日曜日は出てないんですよ~』

 

『江田島、死ね!!!』と思ったよ。

マジで殺意が芽生えた。(って、対象はなんだ?)

 

結局、今度は9kmの道のりをキックスケーターで帰ることに。

足で蹴って走る乗り物なので、上りは歩かざるを得ない。

しかもこのルートは上りが多い。

泣きたかった。

 

交通量がほとんどない道なのだけど、それでも2分に1台ほどは車が通る。

『乗せてって~!』と、ヒッチハイクしたい気分だった。

そんな痛み(筋肉痛と筋痛)を伴う経験があって、今回のプランを思いついたのだ。

 

ここまでは前振り。

前振りが長くてスミマセン。

 

 

 

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公共交通機関不足解消のためにヒッチハイクを導入せよ!

近所の足を持たないおばあさんたちは、前述の乗り合いタクシー・オレンジ号を利用してスーパーや港へ行く。

無くてはならないシステムだが、そんなおばあさんたちが共通して口にする言葉がある。

 

『便数が少ないけ~不便よね~』

 

利用の際には感謝の気持ちを述べるおばあさんたちも、大いなる不満足を内在しているのだ。

ボクだってそう。

利用の際にはお礼はするものの、もっと本数を増やしてよと思う。

けれど、現状で留まっているということは、市がモビリティーに予算をかけられないということだろう。

 

では、どうやっておばあさんたちの不満足を解消すればよいのか?

題目通り『ヒッチハイクシステムの導入』が、多くの不満足を解消できる施策となる。

 

 

その前に、江田島市の現状を把握しておこう。

 

現在の人口は23,946人。

そのうちの10,200人が65歳以上の高齢者だ。

高齢化率は43.94%。

 

公共交通期間が充実してないため、危ないと思いながらも運転している高齢者も多くいる。

実際、法定速度さえ出せない車に遭遇することも多々あるほどだ。

本来であれば免許の返納対象者だろう。

 

車やバイクという足を持っていればまだよいが、そんな足を持ってない人は生活の豊かさを犠牲にしているに違いない。

実際、ボクが出かけた日曜日。

お昼ごろになって、『温かいから買い物にでも行こうかしら』と思った高齢者は、足がなければ買い物にさえ行けない状況なのだ。

 

これを放置して言い訳がない!

おばあさんたちだって自由にでかけたいだろうし、明日は我が身だ。

このような状況を打破するには、ヒッチハイクこそが処方箋となる。

 

 

ヒッチハイクシステム運営案

ヒッチハイクで懸念されるのが利用者の安全だ。

江田島は牧歌的な場所であり、橋でつながっているとはいえ、島という特性もあって地政学的には閉鎖された場所だ。

そのため、アメリカでUberを利用するより、おそらく数百分の1ほどしかリスクはないように思われる。

 

ただし、懸念が払拭できない可能性もあるため、当初は安全の担保のために車は市への登録制にしてみても良いかもしれない。

 

乗り場は基本的にバス停を利用する。

けれど、足の弱っているおばあさんのウォンツに答えるには、最寄りの商業施設や空き地なども乗り込み拠点として利用すべきかもしれない。

 

当初は乗り場に目的地を書くボードを設置すればよいかと思ったが、目的地の多くはスーパーか港になるだろうから、具体的な目的地を書く必要はないように思える。

目立つオレンジ色やピンク色の旗でも持っていれば、ドライバーもわかりやすいだろう。

子供が横断歩道を渡る際に使用する黄色い旗の色違いバージョンだ。

ヘビーユーザー用に個人用の旗を支給するのもいいかもしれない。

 

本来であればIT化したいところだが、主要顧客がITから乖離している昭和生まれだ。

だからこそ、あえてアナログシステムを選択すべき。

 

 

ドライバー次第にはなるが、利用者の目的地がドライバーの目的地より遠くても、それなりにカップリングするのではないかと思われる。

都会のように時間の制約を受けて生活している人は少ないし、長い距離を移動してもさほど時間はかからないからだ。

カップリングできない場合は次の便を待つしかない。

 

謝礼を数百円渡せば、利用者も気兼ねなく使用できる。

もちろん、ボランティアとして行うドライバーはそれを拒否しても良い。

ただし、田舎なので謝礼を受け取る人と受け取らない人がいるという噂はすぐに広まるので、低料金でも一律の謝礼を決めておくべきかもしれない。

ただし、白タク行為と認定される可能性もあるため、地域通貨等の準備が必要かもしれない。

 

 

懸念事項

既存の公共交通機関は大打撃を被るのは間違いない。

個人的には顧客のニーズとウォンツを充足する満足を提供できないサービスは滅ぶべきだと思っている。

静かに退場していただくしかない。

今後多くの仕事がなくなると言われているが、その中の一つになるのだろう。

 

もちろん、市の施策としてスクールバスの運行などの需要があるのなら救済しても構わない。

 

ヒッチハイクシステムは白タクとみなされるかもしれない。

けれど、絶対に不可欠なシステムであるため、特区申請をしてでもやるべきだ。

組長の行動力に左右される部分だが、推進力があると期待するしかない。

 

 

 

まとめ

このシステムが運営できれば、間違いなく高齢者や社会的弱者の足が確保できる。

江田島市内でも有数の交通量の少なさを誇る是長地区でも、数分に1・2台は自家用車が走っているので、それが有効利用できれば人の流動性が飛躍的に上昇するに違いない。

 

また、週末に島内にやって来る観光客の足としても大活躍するはずだ。

実際、公共交通機関が充実してないため、友人も呼べないと嘆く声も多く聞く。

Uberほど便利ではないにしても、ある程度ウォンツへのリプライにはなり得るだろう。

 

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